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[Faculty of Business Administration] Field Study II: Child Watch Activities at Elementary Schools and Career Development
2024.02.04
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- Faculty of Business Administration



大手前大学経営学部では、秋学期フィールドスタディーⅡ(担当三宅講師)の授業で、西宮市立安井小学校での児童見守り活動のボランティアを取り入れました。この科目は、フィールドで様々な体験をすることにより社会への理解を深めることに加え、今期の講義は、子供たちとの関わりをつうじて自己と他者を理解し、コミュニケーション能力やキャリア形成へのヒントを得ることを目的としています。
受講した経営学部1年生14名は、週2回程度の見守り活動と、毎回のレポート作成・授業での合同ディスカッションによる内省ワーク(リフレクション)をつうじて自分自身への理解を深めました。1/10、17の最後の授業では、受講生全員が、楽しかったこと・苦労したこと・成長できたこと・この経験を今後どのように活かすのかについて報告、「子供たちに名前を覚えてもらえた」「注意の仕方、加減に苦労した」「子どもの個性を見極めそれに合わせた対応ができるようになった」「自分の強みに気づいた」「将来はコミュニケーションの円滑な職場環境作りに貢献したい」など様々な発表がありました。
全員の発表を受けて三宅講師から総括があり、コミュニケーションは相手の認識・反応・感心に注意を払うこと、強い組織になるためには構成メンバーが勇気をもってフォーローワーシップを発揮することが重要であり、今回の見守り活動では各受講生がそれをしっかり体現していたこと、さらに見守り活動をつうじて成長した5つの点「一歩を踏み出すこと」「行動に起こすこと」「問題の外在化」「自己効力感」「面白がる力」を挙げ、これらは社会人としても重要な要素であり将来に活かされる、とコメントされました。最後に全員の拍手をもって講義が締めくくられました。